カタブツ上司に愛された結果報告書
「ええ~せっかくだから飲みに行こうよ。お酒の種類もいっぱいあるしさぁ」
一度地獄を見てからというもの、真由子さんのヤケ酒に付き合うときは決まってどちらかの自宅でと決めている。
今日は特に彼氏さんに振られた後だし、いつも以上に呑みまくるのは目に見えている。
それなのに居酒屋へ行くわけにはいかない!
「私がお酒全部奢りますから! 一種類ずついっぱい買っていきましょう! それに明日も仕事ですし、家で飲んだ方が真由子さんも楽じゃないですか?」
「うーん……まぁ、それも一理あるわね。それに美海ちゃんが奢ってくれるなら従います!」
必死に説得すると、どうにか真由子さんも納得してくれた様子で、思わずホッと胸を撫で下ろしてしまった。
けど今夜大変なのには変わりない。
私と一緒に呑むことで、少しでも真由子さんの気が紛れるのはいいことだけど……気が重くなってしまう。
とりあえず今日は定時で仕事上がれるように、午後の勤務を頑張らないと。
残りのうどんを平らげ、すっかり機嫌が直った真由子さんとふたり早めに会社へと戻った。
一度地獄を見てからというもの、真由子さんのヤケ酒に付き合うときは決まってどちらかの自宅でと決めている。
今日は特に彼氏さんに振られた後だし、いつも以上に呑みまくるのは目に見えている。
それなのに居酒屋へ行くわけにはいかない!
「私がお酒全部奢りますから! 一種類ずついっぱい買っていきましょう! それに明日も仕事ですし、家で飲んだ方が真由子さんも楽じゃないですか?」
「うーん……まぁ、それも一理あるわね。それに美海ちゃんが奢ってくれるなら従います!」
必死に説得すると、どうにか真由子さんも納得してくれた様子で、思わずホッと胸を撫で下ろしてしまった。
けど今夜大変なのには変わりない。
私と一緒に呑むことで、少しでも真由子さんの気が紛れるのはいいことだけど……気が重くなってしまう。
とりあえず今日は定時で仕事上がれるように、午後の勤務を頑張らないと。
残りのうどんを平らげ、すっかり機嫌が直った真由子さんとふたり早めに会社へと戻った。