あなたに出逢えて……
「ううん。私、星田くんに言われてハッとしたの。彼の言う通り、まこちゃんが言いたくても言えないこと無理して聞き出そうとしたこと、後悔した」




「絵里・・・」




「確かに人間だものね。人に言えないこと、一つや二つくらいはある。それも分かってあげるのも友達よね。彼の言う通りだって思った。私、反省したの」




絵里は瞳にいっぱい涙をためながら、私に話してくれる。



「まこちゃんが自殺したくなるくらいに追い詰めて本当にごめんね」



「ううん」


私は首を振って答えた。



「まこちゃん・・・・仲直りしよう?これからも親友でいてくれる?私のこと許してくれる・・・?」


不安そうに聞いてくる。
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