短編集『明日になったら死ぬほど面白いコメディ思いつくかもしれない。』
斎藤「未来過ぎんだろ」

みよ「二億年の未来から」

斎藤「未来過ぎるって」

みよ「じゃあ、一、、」

斎藤「て、嘘バレバレじゃん!もうちょいマシな嘘つけよ!」

みよ「嘘によっては、鼻伸びたりしちゃいませんかね、、」

斎藤「ピノキオかよ」

みよ「わたし、本当に未来人なんです!信じて下さい!」

斎藤「もいいって。なんか、趣旨、変わっちゃってるし…」

みよ「死ぬの、諦めて、貰えました?」

斎藤「生きてたって仕方ないんだよ、、」

みよ「どうして、そう、決めつけるんですか」

斎藤「今、実際に苦しいからだよっ」

みよ「抱きしめてあげようか?」

斎藤「どうして、そうなるんだよ」

みよ「抱きしめてあげる、、」

斎藤「刹那的な喜びはいらねーーんだよ。デリヘル嬢かよ」

みよ「デリヘル嬢です」

斎藤「デリヘル嬢なのかよっ」

みよ「うそ。やったことない」

斎藤「そうだろうよ。やるもんじゃねぇよ」

みよ「なんで」

斎藤「なんでって薬飲むし、体に悪いしょ」

みよ「みんな、やってるよ?」

斎藤「やんない方がいい!やんないでくれっ。これ今、何の話だ」

みよ「私が未来から、、」

斎藤「その話は済んだ!!」

みよ「死ぬのは、やめて?明日になったら、ねぇ斎藤さん、すんばらすぃ、コメディ思い付くかもしれないよ?」

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