神様になりました 2


今回の魔校戦はSクラス、Aクラス別々で表彰するんだってー

それもそうだよね。僕ら(主に僕)とAクラスじゃレベルが違い過ぎるし。。


僕としては強い奴と戦えたらそれで良いけど、
他の人はやっぱり勝ちたいみたい。

なんか凄く熱り立っているというか殺気立ってて、ある意味恐怖を覚えるね。

どうでもいいけど、


控え室に向かうと既に全員揃っていて、
遅いよ〜と言われた。

時計を見る限りでは別に遅くないけどと思いながら、そう。とだけ答えた


第一試合は夜野と彼方の6位の人。

名前なんだっけ?
分からなくて悪かったな……
ま、いっか。僕関係無いし!!

その間彼らはというと

「愛香!頑張れよ!!」

「無理しない程度でね?
試合とか勝負事嫌いなんだから、、」

「頑張ってね!」

「頑張れ。」

エールを送っていた。

夜野はふわりと笑いながら

「ありがとう、、」

と、言った


「ほらほら〜伊月もなんか言いなよ〜!」

「いやだ。別に勝とうが負けようが何方でも良いし。」

フイと彼らからの視線を逃げるように時計を見た。

丁度、試合開始時間になっていて運良くアナウンスが流れた。


「素っ気ないな〜。ま、いいや!
愛香!応援してるから頑張ってね!!」


「ふふ、皆んなありがとう。
じゃあ行ってきます。」


夜野を見送るなかアルムが念言で話しかけてきた。

(一言ぐらい良いではないか)

うるさいと返すと、(全く、、)と呆れられた。


一々応援する意味が分からない
そんなの要らないだろ、
あんなのあっても無くても変わらないものだ。



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