忘れることのない10日間


響は小さい頃から、元気で優しい男の子だった。





だから、小学生ぐらいの頃から女の子にモテていた。





本人は何か嬉しそうだったり浮かれてたりしてたけど・・・





今まで"響の隣"だった私からしたら






"響の友達"という扱いになって






"好き"






"嫌い"








心の奥で黒いものが疼いている、嫌な気分になった







「おーい!えりー!」






陽気なテンションで呼ぶこの声は




同じクラスのサクこと桜。




桜はツインテールで髪を結んでいて、しかも髪がふわふわだから、うらやましい。



だけど・・・性格は見た目と裏腹にとてつもなく明るい!




とにかく明るい!




"明るい"




でも、サクは一緒にいてうざったくない。



どちらかというと、こっちまで気分が明るくなる(^_^)v




あー、さっきまで悩んでたこと、吹き飛んじゃった( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
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