桜色タイムカプセル
雲一つない晴れの天気に、私は太陽を恨んだ。



長すぎる校長先生の話も終え、野太すぎる大声をあげる選手宣誓も終了。



特にやる気もなく応援合戦。



そして、午前の部。



クラスリレーは、見事に1位を取った。



そして個人レクの障害物競走は、網潜りが得意になったよ。



かいくんも蜘蛛のように抜ける私を見て、大爆笑していた。



だから私は午後の部で、100m走でコケたかいくんに大笑いしてやった。



家に着くまで、2人で言い合っては大笑いしていた。
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