私、あなたを呪ってマス! ~こちびOLと凶悪な先輩、芹沢彰人の日常~
「それでなくとも、昨日から、私……。
その、花音さんのこととかで」
「花音ちゃん?
花音ちゃんがどうかしたの?」
「井川さんも花音さんのこと知ってるんですか?」
と顔を上げ、訊くと、意外に近くに井川の顔があり、井川自身、急に顔を上げられ、驚いたようで、慌てて身を引いていた。
「ああ……ええっと。
そう、彰人のとこ行ったとき、花音ちゃんが泊まりに来てたことがあって」
ええっ!?
泊まりに来てた!?
と動揺した小春はまだ握ったままだった巨大ステープラーを持ち上げる。
うわっ、と井川が逃げかけた。
「まだ持ってたのっ。
下ろしてっ!」
と言う。
「井川さ~んっ」
と井川に泣きつき、小春はそれを落とした。
ガチャンッとすごい音がした。
その、花音さんのこととかで」
「花音ちゃん?
花音ちゃんがどうかしたの?」
「井川さんも花音さんのこと知ってるんですか?」
と顔を上げ、訊くと、意外に近くに井川の顔があり、井川自身、急に顔を上げられ、驚いたようで、慌てて身を引いていた。
「ああ……ええっと。
そう、彰人のとこ行ったとき、花音ちゃんが泊まりに来てたことがあって」
ええっ!?
泊まりに来てた!?
と動揺した小春はまだ握ったままだった巨大ステープラーを持ち上げる。
うわっ、と井川が逃げかけた。
「まだ持ってたのっ。
下ろしてっ!」
と言う。
「井川さ~んっ」
と井川に泣きつき、小春はそれを落とした。
ガチャンッとすごい音がした。