karuta
タイトル未編集
ろくでもないような朝を迎える。
いつもと別に変らない。
起きたら優しいお母さんが待っていて、あったかい朝ごはんを食べるんだ。

そんな朝が来たらいいな。

来たら、いいな。


一年前にさかのぼる。
2015年の春。

私は高校に入学した。
頭は良くないけれど、楽しい高校生活になる気がしてた。

花の女子高生。
本当にそんなものを信じていた恥ずかしい私。
幻想にしかすぎないのに。

別に、春のうちは、入学してすぐはどうもなかった。
何にもおかしいことなんてなくて、友達だって、少しずつだけどできてたんだよ。
あんなことさえ起きなかったら、楽しい青春だって全然送れたはずなのに。
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