素直になれば
映画を観た後、広田君はあたしを家まで送ってくれた。
『今日は悪かったよ。ごめん。』とだけ言って帰って行った。
悪いって何が?ボールをぶつけたこと?あたしを振ったのに映画に誘ったこと?
広田君はどういう気なの?自分のことを好きな女の子をちょっと喜ばせてあげたってこと?
本当は、いろいろ聞きたかった。
そして、また映画行こうねとか、メールしてねとか言いたかった。
でも、『送ってくれてありがと。映画面白かった。』あたしはそれだけしか言えないまま広田君を見送った。
その夜はなかなか寝付けなかった。広田君の表情、言葉、しぐさ、横顔、いろいろな場面が後から後から思いだされて、浮かんで消えて、幸せな気持ちだった。広田君のメアドもゲットした。
『また一緒に行く?』広田君の声がまだ耳の中に残っている。
あたしは広田君を好きなの?じゃあ啓太君は?
あたしのしていることは、啓太君を裏切ることなの?ふたまたってこと?
違うよね、広田君は、そういう彼氏彼女のつもりじゃないんだから、、、。
『今日は悪かったよ。ごめん。』とだけ言って帰って行った。
悪いって何が?ボールをぶつけたこと?あたしを振ったのに映画に誘ったこと?
広田君はどういう気なの?自分のことを好きな女の子をちょっと喜ばせてあげたってこと?
本当は、いろいろ聞きたかった。
そして、また映画行こうねとか、メールしてねとか言いたかった。
でも、『送ってくれてありがと。映画面白かった。』あたしはそれだけしか言えないまま広田君を見送った。
その夜はなかなか寝付けなかった。広田君の表情、言葉、しぐさ、横顔、いろいろな場面が後から後から思いだされて、浮かんで消えて、幸せな気持ちだった。広田君のメアドもゲットした。
『また一緒に行く?』広田君の声がまだ耳の中に残っている。
あたしは広田君を好きなの?じゃあ啓太君は?
あたしのしていることは、啓太君を裏切ることなの?ふたまたってこと?
違うよね、広田君は、そういう彼氏彼女のつもりじゃないんだから、、、。