愛しあってるかい?
「なあ、かわいい子おったで!」


あっちょが急に話しを始めた。



『そんなん見てるほど、余裕ないわ。』



アパートでそろそろ寝ようと思った時に、急に話しかけてきた。



『どうすんの?』


「声、かけてみようかな?」



『頑張ってみたら?でも、いったい誰なん?』



「えっちゃんておるやんか、髪の短い方。」



確かにかおりの方が髪は長い。



「手ださんといてや。」



『解ってる!』



返事をして寝床についたが、まさかそんなんされるとはその時は思わなかった。



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