黄金の覇王と奪われし花嫁
西暦×××年。

黄金の狼、ウラール族のバラクはアリンナの地を統一し、ウラール王国の始祖となった。

風の女神に愛された彼の治世下で、ウラール王国は豊かさと平和を享受し大きな繁栄を遂げた。


彼のオルタは黄金のオルタと呼ばれ、莫大な財産と数多くの后妃達、王に仕える重臣達を抱えた。その頂点に立ち采配をふるったのがシーン族出身の皇后ユアンであった。

バラクにはたくさんの子供がいたが、全て皇后ユアンの実子であったと言われている。


ウラール王国は現代のウラール共和国の礎であり、初代国王バラクと皇后ユアンは国の英雄として長く歴史に名を刻むこととなった。


END


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