イレカワリ~番外編~
「ゲームの攻略法なんだけどさぁ」
純と2人自転車をこぎながら家に向かう。
俺はゲームの内容を頭の中で思い出しながら説明をする。
家の中は真っ暗だった。
けれど風呂場から水の音が聞こえて来る。
玄関には海の靴。
「ただいま」
返事がないのを知りながら一応そう言った。
階段を上がって自室へ向かおうとしたとき、脱衣所のドアが半分ほど開いている事に気が付いた。
風呂に入っているなら、ドアくらいちゃんと閉めて……。
そう思い脱衣所へ近づく。
すりガラスの向こうにうずくまっている人の姿が見えた。
それは湯船に体を預けるようにしていて、動かない。
体調でも悪くなったんだろうか?
「海、大丈夫か?」
声をかける。
しかし返事はない。
「おい、どうした?」
後ろから純が声をかけて来る。
「様子が変なんだ」
俺はそう言いながら風呂場のドアを開けた。
純と2人自転車をこぎながら家に向かう。
俺はゲームの内容を頭の中で思い出しながら説明をする。
家の中は真っ暗だった。
けれど風呂場から水の音が聞こえて来る。
玄関には海の靴。
「ただいま」
返事がないのを知りながら一応そう言った。
階段を上がって自室へ向かおうとしたとき、脱衣所のドアが半分ほど開いている事に気が付いた。
風呂に入っているなら、ドアくらいちゃんと閉めて……。
そう思い脱衣所へ近づく。
すりガラスの向こうにうずくまっている人の姿が見えた。
それは湯船に体を預けるようにしていて、動かない。
体調でも悪くなったんだろうか?
「海、大丈夫か?」
声をかける。
しかし返事はない。
「おい、どうした?」
後ろから純が声をかけて来る。
「様子が変なんだ」
俺はそう言いながら風呂場のドアを開けた。