イレカワリ~番外編~
「ねぇ、あたしの事好きなんでしょ?」


そう聞きながら、俺が殴ったクラスメートの上にまたがる。


「あ、あぁ。好きだよ」


女の体に馴れていないクラスメートは真っ赤になりながらもそう言い、ここねのスカートの中に手を入れた。


「ほら、な」


掴んでいた手が離されても俺は何もできなかった。


呆然としてここねを見つめる。


クラスメートの手の動きに合わせて喘ぎ声が聞こえて来る。


「嘘だ……」


こんなの、嘘だ。


ここねはこんなことをする子じゃない。


そう思うのに、目の前のここねはクラスメートのズボンをずらしていく。


そして自ら腰を動かしはじめたのだ。


「嘘だ!!」


俺はそう叫び、その場から逃げ出したんだ……。
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