イレカワリ~番外編~
☆☆☆
学校の下駄箱に到着すると周囲が騒がしい事に気が付いた。
1年生から3年生までが集まり、2年の下駄箱を取り囲んでいるのだ。
なにがあったのかわからないけれど、これでは靴を履きかえることができない。
「どうしたんですか?」
俺は顔見知りの3年生にそう声をかけた。
「あぁ、おはよう。お前のクラスの子、すげぇな!」
好奇心に満ち溢れた表情で先輩はそう言う。
「どういう事ですか?」
「なんだ、まだ見てないのかよ」
そう言い体を横へずらす先輩。
その隙間に入り込んで見て見ると、2年生の下駄箱に写真が貼られているのが見えた。
1枚や2枚じゃない。
何十枚という写真が、下駄箱のあちこちに貼られている。
それをよく見て見ると、ここねが写っている事に気が付いた。
露わになったここねの白い肌。
胸に触れられ、あえいでいる様子。
それは紛れもなく昨日見たことで、それがそのまま写真としてここに貼られているのだ。
俺は全身に血が駆け巡るのを感じていた。
嫌悪感から吐き気が込み上げて来る。
無理矢理写真を撮られたわけじゃないということは、すぐに理解できた。
何枚かの写真はカメラ目線で、ピースサインをしているのだ。
しかも、この下駄箱に自分から写真を貼りつけている様子までうつされている。
学校の下駄箱に到着すると周囲が騒がしい事に気が付いた。
1年生から3年生までが集まり、2年の下駄箱を取り囲んでいるのだ。
なにがあったのかわからないけれど、これでは靴を履きかえることができない。
「どうしたんですか?」
俺は顔見知りの3年生にそう声をかけた。
「あぁ、おはよう。お前のクラスの子、すげぇな!」
好奇心に満ち溢れた表情で先輩はそう言う。
「どういう事ですか?」
「なんだ、まだ見てないのかよ」
そう言い体を横へずらす先輩。
その隙間に入り込んで見て見ると、2年生の下駄箱に写真が貼られているのが見えた。
1枚や2枚じゃない。
何十枚という写真が、下駄箱のあちこちに貼られている。
それをよく見て見ると、ここねが写っている事に気が付いた。
露わになったここねの白い肌。
胸に触れられ、あえいでいる様子。
それは紛れもなく昨日見たことで、それがそのまま写真としてここに貼られているのだ。
俺は全身に血が駆け巡るのを感じていた。
嫌悪感から吐き気が込み上げて来る。
無理矢理写真を撮られたわけじゃないということは、すぐに理解できた。
何枚かの写真はカメラ目線で、ピースサインをしているのだ。
しかも、この下駄箱に自分から写真を貼りつけている様子までうつされている。