黒桜 〜あたしと5人の黒狼〜
「あ、こっちもヤバイ」
あたし、ココがどこだか知らないし!
迷ったらヤバイ。
ついていかなきゃ…!!
慌てて制服を着て、部屋から出た。
突き当りの階段を降りていくと、そこは昨日のバーだった。
「…はよ、レイ」
「ん…」
階段の影から、そっと覗く。
黒いソファーには、赤髪とメガネ。
バーのカウンター席にはさっきの金髪。
カウンターの内側では、スキンヘッドが…料理してる?
「ブッ……」
に、似合わなすぎっ!!
何気に可愛いキャラもののエプロンしてるし…!!
「ククッ…」