黒桜 〜あたしと5人の黒狼〜
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「ハアッ…ハアッ…」
商店街を走り抜けて、黒桜のたまり場の前に着いた。
本当は、来たくなかったけど…。
もう、ネックレスがあるとしたら、ここしかない。
「ふぅー…」
…よし。
カランカラン…
バーの思いドアを、ゆっくり開ける。
中は、電気がついてなくて、薄暗い。
誰もいないのかな…?
もう少し奥の、ソファーの方へ歩いて行くと。
「ンっ……はぁ…んンッ…」
「!?」