君の嘘には敵わない
「芽衣は彼氏つくらないの?」

「うん、今はまだいいかな…」

そう言ってる私でも少しは憧れていて

恋愛漫画のような恋愛をしてみたいとは思って

いる。

「そういえばさ、芽衣の隣の人っていつも学校

来てないよね」

「そういえばそうだね。どんな人なんだろ〜?

なんか気になるなあ」

そんな話をしているとチャイムが鳴り、先生が

教室に入ってきた。

私の隣の人は相変わらずいない
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