【短編】後ろの席のうさぎくん
もう一度
あの日からちょっとだけ春瀬くんを気にするようになった私。
そうなると、夏休みはあっという間に来てしまい。
新学期がすごく遠くに感じた。
嫌いなはずなのに気になって。
嫌なはずだった、シールや丸められたプリントが懐かしくて。
新学期前日。
私は、もっといい匂いの、ちょっと高めのシャンプーを使った。
そうなると、夏休みはあっという間に来てしまい。
新学期がすごく遠くに感じた。
嫌いなはずなのに気になって。
嫌なはずだった、シールや丸められたプリントが懐かしくて。
新学期前日。
私は、もっといい匂いの、ちょっと高めのシャンプーを使った。