五周年記念
✧*。春弥side✧*。
三ヶ月ぶりに出張から帰ってきた。
しかし、息子二人は
一向に出てくる気配はない。
「陽菜人と皇多は?」
燿子に訊いてみる。
「色々あってね、今は寝てるわ。
先にお風呂に入ってきたら?」
燿子の言葉に後でいいと答え
何か気になるから
着替えて待つことにした。
「父さん、おかえり」
数分後、眠そうな陽菜人が
何故か客室から出て来た。
「ごめんね、折角寝てたのに」
燿子が陽菜人に謝った。
「大丈夫だよ」
二人にしかわからない会話。
「久しぶりだな」
そんな会話をしていると
Tシャツ一枚で皇多が起きて来た。
「おかえり」
皇多が言った後
陽菜人は抱き締めた。
「皇多?」
何か気付いたらしい。
「大丈夫だ。
俺は一生、皇多しか愛さないから」
もしかして、二人は……
「んんっ……」
やはりそうか❢❢
「俺は認めないぞ❢❢」
兄弟で男同士で
そんなこと許さない。
「そう言うと思ったぜ。
だけど、父さんには二択しかない」
なんだと?
「一つ目は俺達を認めること
二つ目は今此処で俺達が
死ぬのを見届けること(ニヤリ)」
死なれるよりはいいか……
しかし、燿子が二人の味方だったとはな。
二時間後、二人を認めることにした……
しかし、息子二人は
一向に出てくる気配はない。
「陽菜人と皇多は?」
燿子に訊いてみる。
「色々あってね、今は寝てるわ。
先にお風呂に入ってきたら?」
燿子の言葉に後でいいと答え
何か気になるから
着替えて待つことにした。
「父さん、おかえり」
数分後、眠そうな陽菜人が
何故か客室から出て来た。
「ごめんね、折角寝てたのに」
燿子が陽菜人に謝った。
「大丈夫だよ」
二人にしかわからない会話。
「久しぶりだな」
そんな会話をしていると
Tシャツ一枚で皇多が起きて来た。
「おかえり」
皇多が言った後
陽菜人は抱き締めた。
「皇多?」
何か気付いたらしい。
「大丈夫だ。
俺は一生、皇多しか愛さないから」
もしかして、二人は……
「んんっ……」
やはりそうか❢❢
「俺は認めないぞ❢❢」
兄弟で男同士で
そんなこと許さない。
「そう言うと思ったぜ。
だけど、父さんには二択しかない」
なんだと?
「一つ目は俺達を認めること
二つ目は今此処で俺達が
死ぬのを見届けること(ニヤリ)」
死なれるよりはいいか……
しかし、燿子が二人の味方だったとはな。
二時間後、二人を認めることにした……