五周年記念
第七話♩*゜訪問
✧*。陽菜人side✧*。
今日は土曜日。
俺達は寿美礼ん家の前にいた。
皇多が退院した日は
父さんが帰って来てバタバタして
なかなが、寿美礼にお礼を
言いに行く暇がなかった。
電話をかけると
すぐに寿美礼が玄関を開けてくれた。
「陽菜君・皇君、いらっしゃい」
甘党な倉持家のために
駅前のケーキ屋でケーキを買ってきた。
『寿美ちゃん、これどうぞ』
皇多がケーキを渡すと寿美礼が
とても嬉しそうな
表情(かお)をしたのを見て
正解だったなと思った。
「上がって上がって♪」
ケーキがよほど嬉しいのか
何時もより声が弾んでいる。
リビングに案内されると
そこには寿美礼の両親がいた。
『お邪魔します』
皇多と二人で挨拶をした。
『啓正 さん、
今回はありがとうございました』
「いやいや、皇多君を
助けたのは
あくまで寿美礼だよ」
「助け出したのは私だけど
あいつらを逮捕しなきゃ
誰が主犯か判らなかったから
そこはやっぱりお父さんのお陰だよ」
寿美礼が加勢してくれた(笑)
『寿美ちゃんの言うとおりです』
俺達は啓正 さんに
ありがとうございましたと
もう一度言い、お辞儀をした。
「二人とも、頭上げて」
そんな俺達のやり取りを
千慧さんがニコニコしながら見ていた。
「四人とも、紅茶淹れたから
陽菜人君達が買ってきてくれた
ケーキを食べましょう」
この後、五人で色々な話をした。
俺達は寿美礼ん家の前にいた。
皇多が退院した日は
父さんが帰って来てバタバタして
なかなが、寿美礼にお礼を
言いに行く暇がなかった。
電話をかけると
すぐに寿美礼が玄関を開けてくれた。
「陽菜君・皇君、いらっしゃい」
甘党な倉持家のために
駅前のケーキ屋でケーキを買ってきた。
『寿美ちゃん、これどうぞ』
皇多がケーキを渡すと寿美礼が
とても嬉しそうな
表情(かお)をしたのを見て
正解だったなと思った。
「上がって上がって♪」
ケーキがよほど嬉しいのか
何時もより声が弾んでいる。
リビングに案内されると
そこには寿美礼の両親がいた。
『お邪魔します』
皇多と二人で挨拶をした。
『啓正 さん、
今回はありがとうございました』
「いやいや、皇多君を
助けたのは
あくまで寿美礼だよ」
「助け出したのは私だけど
あいつらを逮捕しなきゃ
誰が主犯か判らなかったから
そこはやっぱりお父さんのお陰だよ」
寿美礼が加勢してくれた(笑)
『寿美ちゃんの言うとおりです』
俺達は啓正 さんに
ありがとうございましたと
もう一度言い、お辞儀をした。
「二人とも、頭上げて」
そんな俺達のやり取りを
千慧さんがニコニコしながら見ていた。
「四人とも、紅茶淹れたから
陽菜人君達が買ってきてくれた
ケーキを食べましょう」
この後、五人で色々な話をした。