叫び
月明かりに照らされて





疲れたんだ




この街にも、人にも、自分にも




イライラしていた




むしゃくしゃしていた




もし今道端で鍵を拾っても




交番になんか届けず




落とした人が困るようにと願って




投げ飛ばしてしまうだろう




そして高笑いをして




罪悪感を肯定して




誰よりも泣いてしまうんだろう





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