☆甘い恋の秘密はキミ限定☆
バッチリと目が合う。
ど、どうしてあの寝ていた彼が私の下に?
そんな疑問が頭をよぎったけど、次の瞬間には
「きゃ――!! ごめんなさ――いっ!」
大きな声で叫んで彼から離れると、謝りながらその場を後にした。
「……今の……なんだ……?」
彼のそんな呟きは、全力疾走してる私には当然聞こえてくるわけはなくて。
必死に走り続けて、自分の教室がある廊下まで走ってきた。
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