【書き下ろし】太陽の声にのせて


正直、行きたくなかったんだけど


『私達友達でしょ?お願い~』


そうやって頼まれてしまっては

嫌だと言えなくなってしまう。


この性格を何度恨んだことか。


けっきょく遊ぶことになってしまい、

麻友と一緒に待ち合わせ場所に向かうと

そこで待っていたのが東李くんと悠馬くんだった。


最初は麻友と東季くんがラブラブしているのを2人で見守っている感じだったんだけど

遊ぶことを繰り返すうちに、


『好きだ、付き合ってほしい』


私は悠馬くんに告白された。

もちろん断るつもりだったけど……


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