俺にだけ守られてろよ。
やめて…。やめて…!!! やだ!!! やだやだ!!!


お願い…。


─ガチャガチャ

後ろで音がした。

──ガラガラガラ


後ろに振り返ると 1人の男がいた。


「おい。お前ら何やってんだよ。」


低い声が部屋に響いた。


背が高くて顔が見えない。


「ヒッ!!! す、すいませんでしたあああ!!!」


一斉に6人が男の横を通って

嵐のように逃げていった



だれ…だろう??

とりあえずお礼言わなきゃ…。


「あっあの!!! あり…がとうございました。」


「いや、別に。ああゆうのが嫌いなだけ。」



頭を上げるとそこには…



180cmはある高身長に


小さな顔


そして2重の切れ目がある目


プルンとツヤがある唇


完璧なイケメン…。

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