友達?恋人?
「どれでもいいよ…」


「だめ!パーティーはちゃんとオシャレしなきゃ!じゃあ、着てみよ!」


「…」


その後私は杏の着せ替え人形のごとくたくさん試着した。


一時間後


「決まってよかったー!」


ドレスが決まってまた車に乗ったところで杏が伸びをした。

ホント…決まってよかった…あのままだったらまだ終わってない…


「杏が納得すればすぐ決まったよ」


「だってー、全部似合うんだもん」


「疲れた…」


「ごめんね♡」


杏は可愛く謝った


しばらく走り大学について車は帰っていった。


「もうすぐはじまるし、着替えよっか?」


杏は私に相談するように言った。


「あ、そうだね」


「愛里沙ちゃーん」


杏と着替え室に移動しようとすると、後ろから私の名前を呼ぶ声がしてきた。


「…木下先輩」


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