友達?恋人?
私は料理が苦手じゃないが得意でもなく自分で美味しいと納得できるのはチャーハンだけだった。


「はぁ、しょうがないな」


私は立ち上がりキッチンに立った。


数分後


チャーハンが出来上がり机に持って行くと龍二は「おぉー」と声を上げた。


「夜は作ってよね。」


お皿を2つ机において私は床に座った。


「いただきます…」


「いただきまーす」


龍二は機嫌よく言うと一口食べた。


「…」


「ん、うまい」


「よかったー」


私は安心して自分の作ったご飯をたべた。


それから外にカーテンとこれからの食材を買いに行って夜は結局外でたべた。


買い物の帰り、私は龍二と我が家に向かっていた。


「愛里沙」


「ん?」


「持つよ」


龍二は私の手にしている買い物袋を指差した。


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