さよならからはじまる物語





「なぁ、夏休みどうするよ……。」


「去年も3人で海行ったし、
今年もそうしない?」


「お前らつきあってるんだから、
2人で行けよ……。」


深夜が最近、余計にひとりになろうとしている
気がしていた俺は
未永と話して、どうにかして3人で遊ぼうとしていた。


相変わらずの人ごみ嫌いのうえに引きこもり気味を
加速させるわけにはいかない。
っていう理由もあるけど。




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