No name love
「わー大変ねー有也サマサマ」
遊禾が少し馬鹿にしたような口調で言った
「つか、有也って誰?」
「まぁ、知らなくてもいいけどぉ、
この学校の校長の子供なんだってぇ。
そんで、ちやほやされてるっぽい。」
遊禾はけなすように取り巻きたちを睨んだ
「遊禾、すきとかじゃないの?」
みるみる顔が変わってくる遊禾。
「バッカじゃないの。
あたしには彼・氏いますからw」
とても幸せそうに遊禾は言った