ドSなアイツとウサギなワタシ
場所:山猫校の廊下

ギャル『いやーまいったまいった。
入学式初日に電車が遅れるてなんだよ。
マジついてーね。

女子『電車が遅れてたんですか…

ギャル『所でアンタさ名前は?

女子『えっ!
ワタシですか?

ギャル『アンタ以外誰がいるんだよ。
うけるー!

女子『…
ワタシの名前は『水野ナオ』ていいます。

ギャル『ナオかー。
よろしくね!
アタシの名前は『寺里マリ』てんだよろしく!

ナオ『マリさんか。
よろしくお願いいたします。

マリ『さっきからナオは固くない?
もうちっと緩めでいいんでない?

ナオ『そうですか?
これがワタシなんで。

マリ『…

ナオとマリの二人は体育館を探しながら廊下を歩いていた。

マリ『そう言えばさ。
噂を聞いたんだけど、この学校にタメの超絶イケメンがいるんだって?
知ってる?

ナオ『知らないです。
超絶イケメンてなんか凄いですね。

マリ『確かにw
超絶イケメンてハードルがむっちゃ上がってるしw

二人は雑談をしながら廊下を歩いている。

ナオがふと窓の外を観ると男子が校庭にある木を登っているのがみえた。

マリ『校庭なんてみてるけど何をみてるの?
なんか面白いものであった?

ナオ『アレ。

マリ『ちょーうける!
何あれ木に登ってる男子がいるんですがw

ナオ『暖かくなったからかな?
ボソリ

マリ『ぶは!
アンタさりげなく毒はくねw
嫌いじゃないよ。

ナオ『あの男子はなにをしてるんだろ?
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