こんなもの拾いました。
身の危険を感じるのは気のせいだろうか…。しかも、えっちゃんは私のあだ名らしい。
「知ってると思うけど、楠木絵梨28歳。管理職。嫌いなものは、無駄な会話に、面倒な男。以上」
「よーし、僕セーフ!」
お前の事だよ坊ちゃん。
遠回しの嫌味がわからないなんて鈍すぎる。そしてそのガッツポーズを下ろせ。お前は確実にアウトだ。
金山陸はポジティブ。
「というか…もう寝ます。お姉さんは疲れました」
「過労?」
「…」
「冗談冗談!」
「面倒臭い…。じゃあおやすみ」
「ウエイトウエイトー!!」
「なに」
「僕の寝床はどこですかー!」
「床」
「ソファーとかじゃなくて?」
「床」
「おやすみー」
そう言いながら、ソファーの上で寝だす。
そんな奴を横目に自分の部屋のベッドに入る。
目を開ければ、奴がいなくなっていることを願いながら。
「知ってると思うけど、楠木絵梨28歳。管理職。嫌いなものは、無駄な会話に、面倒な男。以上」
「よーし、僕セーフ!」
お前の事だよ坊ちゃん。
遠回しの嫌味がわからないなんて鈍すぎる。そしてそのガッツポーズを下ろせ。お前は確実にアウトだ。
金山陸はポジティブ。
「というか…もう寝ます。お姉さんは疲れました」
「過労?」
「…」
「冗談冗談!」
「面倒臭い…。じゃあおやすみ」
「ウエイトウエイトー!!」
「なに」
「僕の寝床はどこですかー!」
「床」
「ソファーとかじゃなくて?」
「床」
「おやすみー」
そう言いながら、ソファーの上で寝だす。
そんな奴を横目に自分の部屋のベッドに入る。
目を開ければ、奴がいなくなっていることを願いながら。