こんなもの拾いました。
「おい貴様」
「やだなー先輩!ひ・と・み・んって呼んで下さいよ」
「この口を濯いだ水をお前の顔面に霧状にして散布してやろうか?」
「やだもう!こわーい!」
「っていうか、何でそんなに男のメモリが?」
「私、合コン行ったら、誰かとアドレス交換じゃなくて全員と交換するんです。」
「めんどくさっっっ!え!なんで?」
ちっちっちっと指を左右に揺らす山本を見て思わず髪の毛に手が伸びかけた。
山本の髪の毛をひっ掴んでやりたい衝動に駆られたからだ。
やはり彼女には女の友達はできにくいらしい。
「どんなに目をあてられない人でも、その線を辿っていけば、イケメンに辿りつくかもしれないじゃないですか!というか、イケメンから不細工紹介されるより、不細工からイケメン紹介される方が感動じゃないですか!」
「…」
「それに、心の優しい子だって思われます!」
根性腐ってんなこの女。そう思ったから、山本の仕事を難しいやつに変えた。
仕事に私情を挟むべきではない事は、重々承知の上だ。
「やだなー先輩!ひ・と・み・んって呼んで下さいよ」
「この口を濯いだ水をお前の顔面に霧状にして散布してやろうか?」
「やだもう!こわーい!」
「っていうか、何でそんなに男のメモリが?」
「私、合コン行ったら、誰かとアドレス交換じゃなくて全員と交換するんです。」
「めんどくさっっっ!え!なんで?」
ちっちっちっと指を左右に揺らす山本を見て思わず髪の毛に手が伸びかけた。
山本の髪の毛をひっ掴んでやりたい衝動に駆られたからだ。
やはり彼女には女の友達はできにくいらしい。
「どんなに目をあてられない人でも、その線を辿っていけば、イケメンに辿りつくかもしれないじゃないですか!というか、イケメンから不細工紹介されるより、不細工からイケメン紹介される方が感動じゃないですか!」
「…」
「それに、心の優しい子だって思われます!」
根性腐ってんなこの女。そう思ったから、山本の仕事を難しいやつに変えた。
仕事に私情を挟むべきではない事は、重々承知の上だ。