愛しのカレはV(ヴィジュアル)系
「そういえば、普段の服装も前よりちょっとましになってるよな。」
ま、ましって…!!
もうっ!瑠威の馬鹿!!
「そうでしょ?
だから…バイトのこと、許してあげて。」
「別に俺だって反対ってわけじゃないから。
あ、それで、週にどのくらい働くんだ?
バイト料のこととかはちゃんと決めたのか?」
「あ…バイトは来れる時で良いって。
時給のこととかはまだ決めてないんだけど…あ、それより今日ね。
一万円もらっちゃったんだけど、良いのかな?」
「え?早速、今日から働いたのか?」
「う、うん…藤堂さんがなかなか片付かないって言うから、良かったら手伝いますよって言ったら、本当に手伝うことになって…」
「ん…?そもそも、なんで望結は藤堂さんと会ったんだ?」
「え?そ、それは……」
仕方ないから、私は本当のことを話した。
ママにバイトのことを頼もうと思いながら、なかなか勇気がなくて言い出せなかったことを。
「そういうことか。望結らしいな。
でも、良いバイトが見つかって良かったじゃないか。
っていうか、藤堂さんにそんな弱点があるなんて意外だな。」
「まぁ…弱点だなんて失礼よ。」
「だって、そうじゃないか。
あの人、見た目もやってることもけっこう完璧って感じなのに、片付けが出来ないなんて…なんか、可愛いっていうかなんていうのか…」
そう言って、瑠威はくすくす笑う。
「瑠威、笑っちゃ失礼よ。」
…っていう、ママ顔の顔も笑ってるよ。
なにはともあれ、バイトが決まったことは間違いない!
これから頑張って働いて…
あ、でも、シュバルツのライブまでもうあんまり日がないよ。
間に合うのか…!?
ま、ましって…!!
もうっ!瑠威の馬鹿!!
「そうでしょ?
だから…バイトのこと、許してあげて。」
「別に俺だって反対ってわけじゃないから。
あ、それで、週にどのくらい働くんだ?
バイト料のこととかはちゃんと決めたのか?」
「あ…バイトは来れる時で良いって。
時給のこととかはまだ決めてないんだけど…あ、それより今日ね。
一万円もらっちゃったんだけど、良いのかな?」
「え?早速、今日から働いたのか?」
「う、うん…藤堂さんがなかなか片付かないって言うから、良かったら手伝いますよって言ったら、本当に手伝うことになって…」
「ん…?そもそも、なんで望結は藤堂さんと会ったんだ?」
「え?そ、それは……」
仕方ないから、私は本当のことを話した。
ママにバイトのことを頼もうと思いながら、なかなか勇気がなくて言い出せなかったことを。
「そういうことか。望結らしいな。
でも、良いバイトが見つかって良かったじゃないか。
っていうか、藤堂さんにそんな弱点があるなんて意外だな。」
「まぁ…弱点だなんて失礼よ。」
「だって、そうじゃないか。
あの人、見た目もやってることもけっこう完璧って感じなのに、片付けが出来ないなんて…なんか、可愛いっていうかなんていうのか…」
そう言って、瑠威はくすくす笑う。
「瑠威、笑っちゃ失礼よ。」
…っていう、ママ顔の顔も笑ってるよ。
なにはともあれ、バイトが決まったことは間違いない!
これから頑張って働いて…
あ、でも、シュバルツのライブまでもうあんまり日がないよ。
間に合うのか…!?