愛しのカレはV(ヴィジュアル)系
*
『そうだったんですか。それは大変ですね。』
『大変なことなんてあれへんで。僕らは好きなことをしてるんやから。』
(確かにそうだよね。
なんだか、素敵…キラキラしてるよ……)
昨日と同じ頃、キースさんからまたLINEが届いた。
昨日はバイトの後、バンドの練習があったから、それであんな時間になったのだということだった。
バイトが何時間あるのかわからないけど、明け方まで練習なんてすごいよね。
瑠威も週に何度か練習してるけど、明け方までなんてことは滅多にない。
私とさゆみは講義もそっちのけでLINEの画面に釘付けだった。
『僕らが練習してるんは倉庫やねん。
クロウさんが貸してくれはったんやで。
使える時間は限られてるけど、なんせただで使わしてもろてるからなぁ。
文句は言われへんわ。』
返信の文面を考えてるうちに続けてキースさんから返信が来た。
「へぇ、キースさんって倉庫も持ってるんだ!?すごいね、倉庫だなんて…」
さゆみがトークをのぞきながら、感心したようにそう言った。
確かに、普通、なかなか倉庫なんて持ってないよね?
クロウさんって、私が思ってるよりもずっとお金持ちなのかも…
ってことは、シュバルツもその倉庫で練習してるのかな?
『そうだったんですか。それは大変ですね。』
『大変なことなんてあれへんで。僕らは好きなことをしてるんやから。』
(確かにそうだよね。
なんだか、素敵…キラキラしてるよ……)
昨日と同じ頃、キースさんからまたLINEが届いた。
昨日はバイトの後、バンドの練習があったから、それであんな時間になったのだということだった。
バイトが何時間あるのかわからないけど、明け方まで練習なんてすごいよね。
瑠威も週に何度か練習してるけど、明け方までなんてことは滅多にない。
私とさゆみは講義もそっちのけでLINEの画面に釘付けだった。
『僕らが練習してるんは倉庫やねん。
クロウさんが貸してくれはったんやで。
使える時間は限られてるけど、なんせただで使わしてもろてるからなぁ。
文句は言われへんわ。』
返信の文面を考えてるうちに続けてキースさんから返信が来た。
「へぇ、キースさんって倉庫も持ってるんだ!?すごいね、倉庫だなんて…」
さゆみがトークをのぞきながら、感心したようにそう言った。
確かに、普通、なかなか倉庫なんて持ってないよね?
クロウさんって、私が思ってるよりもずっとお金持ちなのかも…
ってことは、シュバルツもその倉庫で練習してるのかな?