愛しのカレはV(ヴィジュアル)系
「アンコール!」
「アンコール!」
熱のこもったアンコールの声が大きく広がる…
私も、手を叩きながら同じようにコールした。
今日はワンマンだし、1回だけってことはないだろうから、きっと出てきてくれるだろうとは思うけど…
「アンコールありがとう!」
客電が落ちて、リクさんの声と同時にメンバーがステージに現れた。
客席からは女の子の甲高い歓声がわきあがる。
「えー…突然ですが、お知らせがあります。」
にこやかな顔で、キースさんがマイクの前に立つ。
「ここ、メタル・デポさんのご厚意により、この後、ファンの皆さんと僕らの打ち上げを行いま~す。」
場内はざわめき、また大きな歓声が響いた。
「だけど…僕達、まだ売れっ子ちゃうから、会費制やけどごめんやで。
2ドリンクとフリーフードで2000円。安い、安い!」
「消費税は?」
「消費税?」
客席から飛び出た質問に、キースさんは困ったような顔でステージ脇を見た。
「消費税込みらしいです。良かったなぁ…
とにかく、時間ある人、2000円持ってる人はぜひ残ってな!ツケは無理やで~」
ファンの子達は瞳を輝かせながら、拳を振り上げて応える。
私もちょっとドキドキしてる。
打ち上げって、どんなことをするんだろう?
メンバーとしゃべったり、写真を撮ったり出来るのかな?
でも、恥ずかしい…さっき、あんなことがあったばかりだし…
そうでなくても、話すなんて恥ずかしい。
何を話せば良いのかもわからないし…元々、話上手なタイプでもないし。
でもでも、行ってみたい気はする。
さゆみ達はどうするんだろう?
打ち上げのことが気になりすぎて、二回目のアンコールはよくわからないうちに終わってた。
「アンコール!」
熱のこもったアンコールの声が大きく広がる…
私も、手を叩きながら同じようにコールした。
今日はワンマンだし、1回だけってことはないだろうから、きっと出てきてくれるだろうとは思うけど…
「アンコールありがとう!」
客電が落ちて、リクさんの声と同時にメンバーがステージに現れた。
客席からは女の子の甲高い歓声がわきあがる。
「えー…突然ですが、お知らせがあります。」
にこやかな顔で、キースさんがマイクの前に立つ。
「ここ、メタル・デポさんのご厚意により、この後、ファンの皆さんと僕らの打ち上げを行いま~す。」
場内はざわめき、また大きな歓声が響いた。
「だけど…僕達、まだ売れっ子ちゃうから、会費制やけどごめんやで。
2ドリンクとフリーフードで2000円。安い、安い!」
「消費税は?」
「消費税?」
客席から飛び出た質問に、キースさんは困ったような顔でステージ脇を見た。
「消費税込みらしいです。良かったなぁ…
とにかく、時間ある人、2000円持ってる人はぜひ残ってな!ツケは無理やで~」
ファンの子達は瞳を輝かせながら、拳を振り上げて応える。
私もちょっとドキドキしてる。
打ち上げって、どんなことをするんだろう?
メンバーとしゃべったり、写真を撮ったり出来るのかな?
でも、恥ずかしい…さっき、あんなことがあったばかりだし…
そうでなくても、話すなんて恥ずかしい。
何を話せば良いのかもわからないし…元々、話上手なタイプでもないし。
でもでも、行ってみたい気はする。
さゆみ達はどうするんだろう?
打ち上げのことが気になりすぎて、二回目のアンコールはよくわからないうちに終わってた。