愛しのカレはV(ヴィジュアル)系
*
「ま、確かに多いっていえば多いよな。」
瑠威が明細を見て呟く。
「もらっといて良いのかな?」
「ま、藤堂さん、儲かってるみたいだし、法外っていうほどでもないし、良いんじゃないか?
なぁ、かおり?」
「そうね…お返ししなきゃならないほどの額ではないと思うわ。
その代わり、これからも一生懸命働きなさいよ。」
「うん、わかってる。」
良かった!
ママたちも認めてくれたから、もらっておいても大丈夫だよね。
本当に助かるよ!
「そういえば、あなた…藤堂さんのお家の片付けも頼まれたの?」
「うん。」
「瑠威…大丈夫かしら?」
「大丈夫って…藤堂さんが、望結を襲うとでも思ってるのか?」
「まさか、そんなことはないとは思うけど、いくら仕事とはいえ、若い娘が独身の男性の自宅に行くっていうのはどうかしら?」
ママがそう言うと、瑠威はくすっと笑った。
「かおりは心配性だな。
今までだって、ハウスキーパーの人は頼んでたんだろ?
周りの人はそんなこと、誰も気になんかしてないって。
そんなに気になるなら、なんかそれっぽい格好して行けば良いんじゃないか?」
「それっぽいって…?」
「だから…たとえば、割烹着に三角巾みたいな…」
そんなことを言って、瑠威は、けらけらと笑う。
なによ、まったくもうっ!
真面目に考えてよね!
「そう…やっぱり私はおばさんの考え方なのかしらね。」
「そんなことない。
かおりはおばさんなんかじゃない。
大人なんだよ。」
瑠威は、そう言って、ママの唇にねっとりと熱いキスをした。
おいおい…
見慣れたとはいえ、見てられない。
もうっ!少しは遠慮してほしいよね…
「ま、確かに多いっていえば多いよな。」
瑠威が明細を見て呟く。
「もらっといて良いのかな?」
「ま、藤堂さん、儲かってるみたいだし、法外っていうほどでもないし、良いんじゃないか?
なぁ、かおり?」
「そうね…お返ししなきゃならないほどの額ではないと思うわ。
その代わり、これからも一生懸命働きなさいよ。」
「うん、わかってる。」
良かった!
ママたちも認めてくれたから、もらっておいても大丈夫だよね。
本当に助かるよ!
「そういえば、あなた…藤堂さんのお家の片付けも頼まれたの?」
「うん。」
「瑠威…大丈夫かしら?」
「大丈夫って…藤堂さんが、望結を襲うとでも思ってるのか?」
「まさか、そんなことはないとは思うけど、いくら仕事とはいえ、若い娘が独身の男性の自宅に行くっていうのはどうかしら?」
ママがそう言うと、瑠威はくすっと笑った。
「かおりは心配性だな。
今までだって、ハウスキーパーの人は頼んでたんだろ?
周りの人はそんなこと、誰も気になんかしてないって。
そんなに気になるなら、なんかそれっぽい格好して行けば良いんじゃないか?」
「それっぽいって…?」
「だから…たとえば、割烹着に三角巾みたいな…」
そんなことを言って、瑠威は、けらけらと笑う。
なによ、まったくもうっ!
真面目に考えてよね!
「そう…やっぱり私はおばさんの考え方なのかしらね。」
「そんなことない。
かおりはおばさんなんかじゃない。
大人なんだよ。」
瑠威は、そう言って、ママの唇にねっとりと熱いキスをした。
おいおい…
見慣れたとはいえ、見てられない。
もうっ!少しは遠慮してほしいよね…