愛しのカレはV(ヴィジュアル)系
「長い間待たせて…すまなかったな…」
瑠威の低く響く声に、鼓膜がじんじんするような黄色い歓声が上がった。
「会いたかったぜーーー!」
瑠威のシャウトと共に、眩いライトが暴れながらステージを照らし、破裂音がしたかと思ったら、キャノン砲がキラキラする紙吹雪を吐き出した。
ライブは今始まったばかりだというのに、会場の熱気はすでに最高潮に達していた。
周りの人の動きに押しやられ、勝手に身体が動く。
瑠威も…オルガさんもクロウさんもケインさんも…
みんな、すっごく良い顔してる…
ステージに上がるのが…演奏することが、楽しくてたまらないって感じで、瞳がキラキラ輝いてるよ。
あ…今頃気付いたけど今日はみんな新しい衣装だ…!
今度のも格好良いよ!
ママも頑張ったんだね。
センスの良いママ…誇らしいよ。
本当に素敵だな。
「お前たち…元気だったか~?」
瑠威の問いかけに、拳を振り上げたファンからの大きな声が応える。
「おい、少しは考えて声出せよ。
鼓膜が破れそうだ。」
瑠威の言葉に、ファンがどっと笑う。
みんな、本当に楽しそう…
メンバーだけじゃなくて、ファンの顔もみなキラキラしてる…!
なんて…なんて素敵な時間なんだろう…
あぁ、なんだか胸がいっぱいになって来た。
良かった…シュバルツに巡り合えて、本当に良かった。
心の中が幸せではちきれそうだよ。
私はあふれそうになる涙を懸命に堪えた。
瑠威の低く響く声に、鼓膜がじんじんするような黄色い歓声が上がった。
「会いたかったぜーーー!」
瑠威のシャウトと共に、眩いライトが暴れながらステージを照らし、破裂音がしたかと思ったら、キャノン砲がキラキラする紙吹雪を吐き出した。
ライブは今始まったばかりだというのに、会場の熱気はすでに最高潮に達していた。
周りの人の動きに押しやられ、勝手に身体が動く。
瑠威も…オルガさんもクロウさんもケインさんも…
みんな、すっごく良い顔してる…
ステージに上がるのが…演奏することが、楽しくてたまらないって感じで、瞳がキラキラ輝いてるよ。
あ…今頃気付いたけど今日はみんな新しい衣装だ…!
今度のも格好良いよ!
ママも頑張ったんだね。
センスの良いママ…誇らしいよ。
本当に素敵だな。
「お前たち…元気だったか~?」
瑠威の問いかけに、拳を振り上げたファンからの大きな声が応える。
「おい、少しは考えて声出せよ。
鼓膜が破れそうだ。」
瑠威の言葉に、ファンがどっと笑う。
みんな、本当に楽しそう…
メンバーだけじゃなくて、ファンの顔もみなキラキラしてる…!
なんて…なんて素敵な時間なんだろう…
あぁ、なんだか胸がいっぱいになって来た。
良かった…シュバルツに巡り合えて、本当に良かった。
心の中が幸せではちきれそうだよ。
私はあふれそうになる涙を懸命に堪えた。