愛しのカレはV(ヴィジュアル)系
「あんたのママと瑠威…うまくいってるんでしょ?」
さゆみが小さな声で囁く。
「うん…今まで以上にラブラブ…」
私がそう言うと、さゆみは、うなだれて深い溜息を吐き出した。
「そうだよねぇ…瑠威はもう絶対に無理だよねぇ…」
落ち込むさゆみを見ていたら、なんだかすっごく申し訳ない気がして来た。
とはいっても、私にどうにか出来ることじゃないけど…
「ね…ねぇ、エミリー…」
「だから、リクには本気で頑張らなきゃ…!」
「え?」
「そうよ!頑張らなきゃ!
あ、そうだ!今度はサインもらおう!
名前書いてもらって、覚えてもらわなきゃ!
ね、璃愛も行こうよ。
あんた、さっき、キースさんと写真撮らなかったじゃない。」
「え??」
さゆみに腕をひっぱられて、私はまた隣の席に向かった。
っていうか、私ってまた勝手にキースさんのファンにされてる?
ま、確かにキースさんは格好良いし、優しいし、好きといえば好きだけど……
別に、特定の人のファンにならなくても良いと思うんだけど、さゆみはなぜだかいつもそうさせる。
いや、もしかしたら、そういうのが普通なのかな?
キラさんだって、ハルさんだって、特に好きなメンバーがいるもの。
私は今日初めてCLOWNを見たから、まだよくわからないけど、そのうち特に好きなメンバーが出来るかな?
さゆみが小さな声で囁く。
「うん…今まで以上にラブラブ…」
私がそう言うと、さゆみは、うなだれて深い溜息を吐き出した。
「そうだよねぇ…瑠威はもう絶対に無理だよねぇ…」
落ち込むさゆみを見ていたら、なんだかすっごく申し訳ない気がして来た。
とはいっても、私にどうにか出来ることじゃないけど…
「ね…ねぇ、エミリー…」
「だから、リクには本気で頑張らなきゃ…!」
「え?」
「そうよ!頑張らなきゃ!
あ、そうだ!今度はサインもらおう!
名前書いてもらって、覚えてもらわなきゃ!
ね、璃愛も行こうよ。
あんた、さっき、キースさんと写真撮らなかったじゃない。」
「え??」
さゆみに腕をひっぱられて、私はまた隣の席に向かった。
っていうか、私ってまた勝手にキースさんのファンにされてる?
ま、確かにキースさんは格好良いし、優しいし、好きといえば好きだけど……
別に、特定の人のファンにならなくても良いと思うんだけど、さゆみはなぜだかいつもそうさせる。
いや、もしかしたら、そういうのが普通なのかな?
キラさんだって、ハルさんだって、特に好きなメンバーがいるもの。
私は今日初めてCLOWNを見たから、まだよくわからないけど、そのうち特に好きなメンバーが出来るかな?