愛しのカレはV(ヴィジュアル)系
(お掃除、お掃除っと!)
食器洗いが終わって、今度は掃除に取り掛かる。
ふと、出窓に飾られた写真立てに目が留まり、思わず、頬が緩んでしまった。
私と瑠威とママが三人で笑ってる…
新婚旅行の時に撮ったものだ。
私はもちろん付いていく気なんてさらさらなかった。
だって、新婚旅行だよ!?
ついて行けるはずなんてない。
なのに「俺達は家族なんだから、望結だけ置いて行くことなんて出来ない!」って、瑠威に半ば強制的に連れて行かれた。
でも、その言葉は嬉しかったし、旅行も実はすっごく楽しかったんだ。
考えてみれば、今まで家族旅行なんて行ったこともなかったし、国内とはいえ初めての家族旅行だったから、なにもかもが新鮮で楽しくてたまらなかった…!
うん…今はとっても幸せ…
年の差のこととか考えて、ママと瑠威のことも最初はあんまり賛成じゃなかったけど、今は良かったと思ってる。
若過ぎるパパだけど、ま、それもアリかな…なんて思えるようになった。
二人が愛し合ってることは、いやというほどわかってるし、瑠威は私のこともとても気遣ってくれるから。
食器洗いが終わって、今度は掃除に取り掛かる。
ふと、出窓に飾られた写真立てに目が留まり、思わず、頬が緩んでしまった。
私と瑠威とママが三人で笑ってる…
新婚旅行の時に撮ったものだ。
私はもちろん付いていく気なんてさらさらなかった。
だって、新婚旅行だよ!?
ついて行けるはずなんてない。
なのに「俺達は家族なんだから、望結だけ置いて行くことなんて出来ない!」って、瑠威に半ば強制的に連れて行かれた。
でも、その言葉は嬉しかったし、旅行も実はすっごく楽しかったんだ。
考えてみれば、今まで家族旅行なんて行ったこともなかったし、国内とはいえ初めての家族旅行だったから、なにもかもが新鮮で楽しくてたまらなかった…!
うん…今はとっても幸せ…
年の差のこととか考えて、ママと瑠威のことも最初はあんまり賛成じゃなかったけど、今は良かったと思ってる。
若過ぎるパパだけど、ま、それもアリかな…なんて思えるようになった。
二人が愛し合ってることは、いやというほどわかってるし、瑠威は私のこともとても気遣ってくれるから。