愛しのカレはV(ヴィジュアル)系
*
「おはよう。」
「おはよう。」
熟睡出来たせいか、目覚めはとてもさわやかだった。
「昨夜は早く寝てたのね。」
「ママ、昨夜は何時頃帰って来たの?」
「11時頃よ。」
「起こしてくれたら良かったのに…」
「一応、声はかけたのよ。
でも、あなた、本当に良く寝てたから。」
「そうなの?」
なんだか恥ずかしいな。
そんなに熟睡してたなんて…
「瑠威、今日は帰って来るって…ようやく録音も済んだらしいわ。」
「そうなんだ…」
そっか…
今日も瑠威が帰って来ないなら、それとなくママに相談してみようかなって気持ちもあったけど…
瑠威が帰って来るなら、無理そうだ。
それは、相談しなくて良いってことかもしれないし。
うん、あんまり考え過ぎるのは良くないよね。
考えて、状況が変わるわけじゃないし。
今はとにかく現状維持だよ。
(うん、平常心でいなくちゃね…)
「おはよう。」
「おはよう。」
熟睡出来たせいか、目覚めはとてもさわやかだった。
「昨夜は早く寝てたのね。」
「ママ、昨夜は何時頃帰って来たの?」
「11時頃よ。」
「起こしてくれたら良かったのに…」
「一応、声はかけたのよ。
でも、あなた、本当に良く寝てたから。」
「そうなの?」
なんだか恥ずかしいな。
そんなに熟睡してたなんて…
「瑠威、今日は帰って来るって…ようやく録音も済んだらしいわ。」
「そうなんだ…」
そっか…
今日も瑠威が帰って来ないなら、それとなくママに相談してみようかなって気持ちもあったけど…
瑠威が帰って来るなら、無理そうだ。
それは、相談しなくて良いってことかもしれないし。
うん、あんまり考え過ぎるのは良くないよね。
考えて、状況が変わるわけじゃないし。
今はとにかく現状維持だよ。
(うん、平常心でいなくちゃね…)