愛しのカレはV(ヴィジュアル)系
絶望して、世界が真っ暗に見えたその晩、リクさんからLINEが届いた。
『ハロー、元気か?
急なんだけどさ、明日会えないかな?』
いつもと何も変わらない…
私を地の底に突き落としたくせに、リクさんは何も気付いていない。
私がこんなに傷付いてるのに、リクさんは幸せに暮らしてる…
(許せない…!)
私は会うことにした。
会ってハッキリ言おう。
私は何もかも知ってるんだって。
リクさんに、びんたの一発でもお見舞いしてやるんだ!
(そして、キッパリ忘れよう…)
私は腹をくくった。
「ママ…悪いんだけど、明日、また部活で…早めに出るから。」
「あら、そうなの。
わかったわ。
家のことはママがやっとくから、気を付けて行きなさいね。」
「うん、ありがとう、ママ…」
『ハロー、元気か?
急なんだけどさ、明日会えないかな?』
いつもと何も変わらない…
私を地の底に突き落としたくせに、リクさんは何も気付いていない。
私がこんなに傷付いてるのに、リクさんは幸せに暮らしてる…
(許せない…!)
私は会うことにした。
会ってハッキリ言おう。
私は何もかも知ってるんだって。
リクさんに、びんたの一発でもお見舞いしてやるんだ!
(そして、キッパリ忘れよう…)
私は腹をくくった。
「ママ…悪いんだけど、明日、また部活で…早めに出るから。」
「あら、そうなの。
わかったわ。
家のことはママがやっとくから、気を付けて行きなさいね。」
「うん、ありがとう、ママ…」