愛しのカレはV(ヴィジュアル)系
「かおり、アイス持ってきてくれる?」
「わかったわ。望結も食べる?」
「うん。」
ママがそれぞれの目の前に、それぞれのアイスを置いた。
瑠威はラムレーズン、私はチョコミント、ママはバニラだ。
「それにしても……」
アイスを食べながら、瑠威は私を見て、くすっと笑った。
「何?」
「望結、あんな格好してライブに行ってたんだ?」
「え……」
もうっ!瑠威ったらデリカシーがないんだから!
恥ずかしいからそんなこと言わなくても良いじゃない。
私は顔の熱を冷ませるため、急いでアイスをかきこんだ。
「なかなか可愛かったよ。」
「知らないっ!」
瑠威はからかってるし、ママもなんだか笑いをこらえてるみたいだし…あぁ~、恥ずかしい。
「かつらが暑かったのか、寝言で、やたらとかつらかつらって言ってたぞ。」
「えっ!そうなの?」
そっか…だから、服はそのままだったけど、かつらははずしてあったのかな?
でも、なんでそんなこと言っちゃったんだろう??
今更、もうどうしようもないけど…ライブ用の格好を瑠威に見られたのはやっぱり恥ずかしいな。
でも、バレてしまったからには、これからはこそこそ着替えて帰って来る必要もなくなったわけだし…そう考えれば楽といえば楽なのかなぁ?
「わかったわ。望結も食べる?」
「うん。」
ママがそれぞれの目の前に、それぞれのアイスを置いた。
瑠威はラムレーズン、私はチョコミント、ママはバニラだ。
「それにしても……」
アイスを食べながら、瑠威は私を見て、くすっと笑った。
「何?」
「望結、あんな格好してライブに行ってたんだ?」
「え……」
もうっ!瑠威ったらデリカシーがないんだから!
恥ずかしいからそんなこと言わなくても良いじゃない。
私は顔の熱を冷ませるため、急いでアイスをかきこんだ。
「なかなか可愛かったよ。」
「知らないっ!」
瑠威はからかってるし、ママもなんだか笑いをこらえてるみたいだし…あぁ~、恥ずかしい。
「かつらが暑かったのか、寝言で、やたらとかつらかつらって言ってたぞ。」
「えっ!そうなの?」
そっか…だから、服はそのままだったけど、かつらははずしてあったのかな?
でも、なんでそんなこと言っちゃったんだろう??
今更、もうどうしようもないけど…ライブ用の格好を瑠威に見られたのはやっぱり恥ずかしいな。
でも、バレてしまったからには、これからはこそこそ着替えて帰って来る必要もなくなったわけだし…そう考えれば楽といえば楽なのかなぁ?