愛しのカレはV(ヴィジュアル)系
ライブはやっぱり最高なのです。
(あぁ…やっぱり良いなぁ…)
久しぶりに縦ロールのヅラをかぶって、ふりふりの服を着て…
いつもの私とちょっと違った私になると、やっぱり気分は高揚する。
「璃愛…今日の格好、良く似合ってるよ。」
「本当?本当におかしくない?」
「本当だってば。すっごく可愛いよ!」
先週、さゆみと一緒に買い物に行って、その時買ったワンピース…
私にしてはスカートの丈が短いし、三段に分かれたフリルがついてて、それをパニエでさらに膨らませてあって、デザインはとっても可愛いんだけど自分に似合うかどうか自信がなくて迷ってたら、さゆみに大プッシュされて押し切られるような形でつい買ってしまったもの。
調子に乗って今回はヘッドドレスまで購入。
さゆみとおそろいで、私は黒、さゆみは紫のにした。
これを付けると、一気にゴスっぽさがアップするっていうか、雰囲気がずいぶん変わるような気がする。
とっても恥ずかしいんだけど、その反面、妙に弾んだ気持ちもあって、心の中がごちゃまぜになってる。
「ねぇ、璃愛…今日は前の方で見てみない?」
「え……」
前の方だと、後ろで見るよりさらに迫力があって楽しめるって、さゆみが良く言っている。
ぎゅうぎゅう詰めだからちょっと怖いけど、どんな風に違うのか、確かめてみたい気はする。
今日はシュバルツのライブじゃないし、全然知らないバンドだから、緊張もないし……
「いやなの?またいつもみたいに後ろで見る?」
「え…っと…うん…今日は前の方に行ってみようかな…」
「うんうん、それが良いよ!
絶対、楽しいから…!」
「うん、そうする。」
初めて前の方で見るんだと思ったら、なんかますますテンションが上がって来た!
久しぶりに縦ロールのヅラをかぶって、ふりふりの服を着て…
いつもの私とちょっと違った私になると、やっぱり気分は高揚する。
「璃愛…今日の格好、良く似合ってるよ。」
「本当?本当におかしくない?」
「本当だってば。すっごく可愛いよ!」
先週、さゆみと一緒に買い物に行って、その時買ったワンピース…
私にしてはスカートの丈が短いし、三段に分かれたフリルがついてて、それをパニエでさらに膨らませてあって、デザインはとっても可愛いんだけど自分に似合うかどうか自信がなくて迷ってたら、さゆみに大プッシュされて押し切られるような形でつい買ってしまったもの。
調子に乗って今回はヘッドドレスまで購入。
さゆみとおそろいで、私は黒、さゆみは紫のにした。
これを付けると、一気にゴスっぽさがアップするっていうか、雰囲気がずいぶん変わるような気がする。
とっても恥ずかしいんだけど、その反面、妙に弾んだ気持ちもあって、心の中がごちゃまぜになってる。
「ねぇ、璃愛…今日は前の方で見てみない?」
「え……」
前の方だと、後ろで見るよりさらに迫力があって楽しめるって、さゆみが良く言っている。
ぎゅうぎゅう詰めだからちょっと怖いけど、どんな風に違うのか、確かめてみたい気はする。
今日はシュバルツのライブじゃないし、全然知らないバンドだから、緊張もないし……
「いやなの?またいつもみたいに後ろで見る?」
「え…っと…うん…今日は前の方に行ってみようかな…」
「うんうん、それが良いよ!
絶対、楽しいから…!」
「うん、そうする。」
初めて前の方で見るんだと思ったら、なんかますますテンションが上がって来た!