愛しのカレはV(ヴィジュアル)系
*
初めて行ったそのライブハウスは地下にあって、シュバルツを見に行ったライブハウスよりは一回り小さい感じだった。
まだ開場したばかりだっていうのに、狭いせいかすでに熱気がこもってた。
「璃愛~!エミリー!」
ホールに入るなり、キラさんが私達をみつけて声をかけてくれた。
わぁ…すごく前にいる。しかも真ん中だ。
今日はあんなところでライブを見るのか…大丈夫かなぁ…あのあたりが一番混む場所じゃないのかなぁ…
楽しみと同時に不安も感じる。
「すみません。」
人の波をかきわけ、私達はキラさん達のところへ向かった。
「あれ?ハルさんは?」
「あぁ、今、トイレに行ってる。
私もちょっと行って来るから、ここお願いね。」
「はい、わかりました。」
いざ、その場に行ってみると、ステージの近さにびっくりした。
オケピがないから、本当に手を伸ばせば、ステージに触れるくらいに近い。
私は、ステージをみつめた。
CLOWNはチラシで見た写真しか知らないから、シュバルツのメンバーを頭に思い描いた。
派手な衣装を着て、バッチリメイクをキメた四人…
瑠威がここにいて、オルガさんはこのあたり、そしてクロウさんは…
(わぁ…)
イメージしたら、なんだかすっごく興奮してしまった。
こんな近くで見たら、メンバーの表情もしっかり見えるね。
今日は思いっきり刺激的なライブになりそう…!
初めて行ったそのライブハウスは地下にあって、シュバルツを見に行ったライブハウスよりは一回り小さい感じだった。
まだ開場したばかりだっていうのに、狭いせいかすでに熱気がこもってた。
「璃愛~!エミリー!」
ホールに入るなり、キラさんが私達をみつけて声をかけてくれた。
わぁ…すごく前にいる。しかも真ん中だ。
今日はあんなところでライブを見るのか…大丈夫かなぁ…あのあたりが一番混む場所じゃないのかなぁ…
楽しみと同時に不安も感じる。
「すみません。」
人の波をかきわけ、私達はキラさん達のところへ向かった。
「あれ?ハルさんは?」
「あぁ、今、トイレに行ってる。
私もちょっと行って来るから、ここお願いね。」
「はい、わかりました。」
いざ、その場に行ってみると、ステージの近さにびっくりした。
オケピがないから、本当に手を伸ばせば、ステージに触れるくらいに近い。
私は、ステージをみつめた。
CLOWNはチラシで見た写真しか知らないから、シュバルツのメンバーを頭に思い描いた。
派手な衣装を着て、バッチリメイクをキメた四人…
瑠威がここにいて、オルガさんはこのあたり、そしてクロウさんは…
(わぁ…)
イメージしたら、なんだかすっごく興奮してしまった。
こんな近くで見たら、メンバーの表情もしっかり見えるね。
今日は思いっきり刺激的なライブになりそう…!