mariage
理由を言わずに休むなんて出来ない、よね。
私は背伸びをすると、秀吾の耳に囁いた。
『赤ちゃんができたかもしれません』
秀吾は、当然驚いた顔をして私を見つめた。
私は困ったような笑みを浮かべて、
「…まだ、確信は出来ないんですけど、検査薬で調べただけなので」
「琴乃!ありがとう!」
「いや、あの、だから、まだ、確定したわけじゃないんですってば」
慌てる私を秀吾は何度も抱き締めた。
幸せって、こういうことを言うのかもしれないと思った。
これからどんな日々が私たちを待っているのかなんて知らない。
けれど、秀吾と二人なら、…いや、きっとお腹の中にいるであろう赤ちゃんと3人なら、きっとこれからもどんなことも乗り越えていけるだろう。
…そうだよね、秀吾?
end
私は背伸びをすると、秀吾の耳に囁いた。
『赤ちゃんができたかもしれません』
秀吾は、当然驚いた顔をして私を見つめた。
私は困ったような笑みを浮かべて、
「…まだ、確信は出来ないんですけど、検査薬で調べただけなので」
「琴乃!ありがとう!」
「いや、あの、だから、まだ、確定したわけじゃないんですってば」
慌てる私を秀吾は何度も抱き締めた。
幸せって、こういうことを言うのかもしれないと思った。
これからどんな日々が私たちを待っているのかなんて知らない。
けれど、秀吾と二人なら、…いや、きっとお腹の中にいるであろう赤ちゃんと3人なら、きっとこれからもどんなことも乗り越えていけるだろう。
…そうだよね、秀吾?
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