お前だから必死なんだよ
プロローグ
ー10年前ー
「え?ゆきなちゃん、ひっこすの?」
ある夏休み、当時6歳だった私は家が隣同士で仲がよかった翔くんに引っ越すことを伝えた
「うん、おとうさんのしごとのかんけいで。とおいまちにひっこすんだっておかあさんにいわれて」
「で、いつなの?」
「まだ、わからないけど夏休み中だって」
「え!じゃあ夏休みおわったらもうゆきなちゃんにあえないの?」
翔くんが寂しそうに言った
「そんなことないよ!!またあえるよ」
私は翔くんに明るく言った
「ほんとうに?また会えるの?」
「うん!!」
「分かった じゃあやくそく」
翔くんは小指を前に出してきた
「うん、やくそく」
私は翔くんの小指に自分の小指を絡めた
そしてまもなくして私は引っ越した
「え?ゆきなちゃん、ひっこすの?」
ある夏休み、当時6歳だった私は家が隣同士で仲がよかった翔くんに引っ越すことを伝えた
「うん、おとうさんのしごとのかんけいで。とおいまちにひっこすんだっておかあさんにいわれて」
「で、いつなの?」
「まだ、わからないけど夏休み中だって」
「え!じゃあ夏休みおわったらもうゆきなちゃんにあえないの?」
翔くんが寂しそうに言った
「そんなことないよ!!またあえるよ」
私は翔くんに明るく言った
「ほんとうに?また会えるの?」
「うん!!」
「分かった じゃあやくそく」
翔くんは小指を前に出してきた
「うん、やくそく」
私は翔くんの小指に自分の小指を絡めた
そしてまもなくして私は引っ越した