悪いキス


「チュッパチャップス?」

わたしはもっと別なものを期待していた

「なに、いらないの?」

「いる、いるー!」

大航は包み紙をあけてわたしの口元へ差し出した

「舐めて?」

「えへへ…ありがとう」

大航の手からチュッパチャップスを受け取ろうとした

「俺が持っててやるから、口の中で転がして舐めるんじゃなくて舌先で舐めて」

「へ?………こうかな」

わたしは少し疑問に思いつつも大航の言った通りに舌先で舐めとる

じんわりじんわりと少しずつ苺ミルクの味がしてきた

「まじエロいわ…俺のアソコ舐められてるみたいだ」

「………へ?」

わたしは上目遣いで大航の様子を伺った


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