悪いキス

手にした音楽ディスクを
ぼくの肌に置いて
実感が欲しいんだ

きみはぼくの弱さを受けとめてくれた
幾重にも重なっていたい
親しく肌に触れながら

あなたに聴いてもらうまで



もっとスリルを味わいたいんだ
きっときみはぼくのものになる
この先何が待ち受けているのだろう

何もかも灰色に染まっていた
親しく肌に触れるまで

あなたに気付いてもらうまで



ぼくは生きている
きみと共に生きている
時間を共有している

ぼくは生きている
きみと共に成長する
これが生きるってこと

これこそが生きるということ


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