悪いキス

「大航くん、熱があるから寝ててって言ったのに…」

「琴美…嘘だろ…?」

「もちろん、嘘…」

「本当だ、大航。俺たちもうこんな仲なんだ」

わたしが否定しようとしたら一倫の言葉が覆い被さってきて
わたしの唇を封じた

「きゃっ。らぶらぶー」

「やめてよっ」

すぐにわたしは一倫から離れた

「これは違うよ、たい君。わたしを信じて」


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