悪いキス

LINEも送ったのに待っていてくれてるはずなのに

わたしが辺りをきょろきょろ見回していると一倫と出くわした

「あの、たい君見ましたか?」

「あ、あぁ、さっきあっちのトイレの前にいたのを見たよ。この人だかりだから独りで行動するのは危ないよ。俺が連れていってあげる」

そう言ってわたしは一倫の後をついて行くことにした


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