悪いキス

お風呂に入っても頭の中はキスシーンばかりを思い浮かべてしまう

わたしが付き合っているのは大航だ

明日の朝も今朝と同じようにわたしを迎えに来るに違いない

大航と一緒にいれば一倫のことは忘れられるだろうか

わたしは死ぬほど大航を愛することが出来るだろうか

こんな今でも大航のそばにいる資格はあるだろうか

大航と一倫のことを考えながら夜は更けていった


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